新型コロナ禍のような状況は、それまで潜んでた心象を浮かび上がらせる効果があるようだ。
私は何件かのツイッターを毎日観ている。
そのうちの一つは古典から名文を毎日少しずつ ツィートしている。
その古典は私も持っているのだが、他人がピックアップして載せたものを読むのは、また違った味わいがあるものだ。
昨日そのツィート主がある発信者の発言をリツィートしていた。
「新型コロナは嘘だ。志村けんも岡江久美子も死んではない。それらは芝居だ。彼らは本当は生きている」という旨のツィートである。
一読してわかるように、これは狂気に塗れた発言である。
発信者はある種の陰謀を告発しているつもりなのだろうが、明らかに狂っている。
そんなツィートを私が毎日見ているツィート主が賛同している。
ということは、このツィート主もオカシイということになる。
新型コロナ禍というパンデミックという異常事態に見舞われ、元々緩んでいた頭のネジが外れてしまったのであろう。
衝撃に耐えきれずネジが飛んでいってしまったのだろう。
新型コロナ禍はオカシナ人をあぶり出す、ということは当ブログでも度々指摘してきた。
あぶり出し効果は、収まる様子はないようだ。
彼らのメンタルを考えると気の毒とも言えるが、ここは笑って済ませることにする。
笑いの種を提供してくれて有難うと言いたい。