不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

幸先詣の先取り。

 来春の正月は例年通りの初詣の形式では、新型コロナウィルス感染を助長してしまうことが懸念されてきた。

 初詣客が殺到する社寺では三密が発生してしまうことは避けられないであろう。

 これを回避するために年明け前の12月中に参拝してもらおうと、新たな言葉を用いて参拝客を誘っている。

 これを「幸先詣」と呼ぶそうだ。

 なるほど、これは考えたなぁ。

 或いは苦肉の策というべきか。

 例年なら正月にのみ授与されてきた縁起物等を、この幸先詣でも授与されるそうだ。

 今までは無かったことである。

 悪くはないな。

 実は私は以前から年明け前の12月に初詣をしていた。

 12月の29日から大晦日くらいに社寺を参拝し「日本で一番早い初詣客」を自称していたのだ。

 当ブログの過去の投稿記事にも残っているはずである。

 私は正月の混みようが気に入らず、それなら空いている12月に「詣ておいても良いだろう」と考えていたからである。

 奇しくも時代を先取りしていたということになる。

 私の場合は信仰の世界に効率性、合理性等を持ち込んでの行動であった。

 伝統、風習など私の前ではまるで意味を持たないのだ(笑)

 年末でお大忙しの方はともかく、少し時間がお有りの方は幸先詣をお勧めしたい。