不二家憩希のブログ

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未知への恐怖。

 人間の持つ恐怖とは何がその要因となっているのか

 私は以前”新耳袋”を全巻読んだことがある。

 ちょうど図書館にあったのだ。

 新耳袋は虚実入り乱れており、実話の割合も多いとされる。

 それを読むと人は未知の物事に対して恐怖心を持つようだ。

 未知への恐怖である。

 私は新耳袋を読み(これは怖いな)と感じた話は一つもなかった。

 私は自分にとって未知な物事は、私にとっても怖いかどうかは体験してみるまではわからない、と考えている。

 また、未知な物事は未知であり、体験以前の時点でいくら想像を凝らしてもそれは単に心の動きでしかない。

 そんなことにかまけていては時間の無駄である。

 従って私にとって未知の物事は恐怖の対象とはならない。

 怖いという評判の新耳袋も私にとっては拍子抜けするだけであった。

 では、その未知の物事とは何か?

 最近では新型コロナウィルスであろう。

 多くの人はその未知の存在に大いに恐怖を抱いている。

 そして、実像以上に恐怖心を膨らませている。

 物事への見方を変えることをお勧めしたい。

 それは恐怖ではないのだ。