昨日の漏電検査の人の話は考えさせられるものがあった。
基本インフラである電力関係の安全点検のために来ているのに「家に入ってくれては困る」と言われる。
バックに○○電力という力のある会社が控えているとは言え、個別に顧客に対応するのは現場の係員である。
これは大変だろうなぁ。
家に入るな、と言ってくる人にとっては○○電力であろうとなかろうと関係ないのだろう。
とにかくウィルスを家に入れたくない、という一念なのだろう。
こちらの気持ちもわからなくもない。
人は未知の存在に対しては恐怖を抱く。
得体が知れないということは、多くの人には呪いでしかない。
しかも、専門の学者ですら「よくわからない」と言っている。
未知の恐怖倍増である。
一方、電力会社は漏電検査は必須である。
「コロナ禍なので、やりません」というわけにもいかない。
現場の係員は通常以上に低姿勢で顧客に接することになる。
こちらも大変である。
どこかで折り合いをつけなければなるまい。
まぁ私のように「マスクしなくても良いですよ」とか言ってる呑気な人間は少数派だろうな。