今週のお題「紅葉」
私はヤフーブログの時代から、”桜紅葉の会・会長”を名乗っている。
会長になりたくて会長をしているわけではない。
会員が私一人のため会長としているだけである。
では、桜紅葉の会とは何か?
紅葉といえば普通はモミジやカエデなどを指す。
それらを愛でに出かけることを紅葉狩り言う。
だが、紅葉する木は他にもある。
桜である。
今くらいの時期には、桜の木も紅葉している。
当会では、この桜の紅葉のことを、桜紅葉と呼んでいる。
桜の葉は大きく、見栄えは悪くない。
だが、モミジやカエデの葉のように木の枝にたくさん付いていることは
ない。
冬を迎える前の、落葉する寸前の葉が紅葉している。
そのため桜の木の紅葉は、まばらで空白も多い。
そうした少し寂しげなところも桜紅葉の魅力である。
色も赤いものや黄色、茶色と一本の木の中でも様々である。
一本の桜の木の中でバリエーションが楽しめる。
街なかにあるそれら紅葉した桜の木を見て和むというのが桜紅葉の会で
ある。
わざわざ紅葉狩りのために出かけることはしない。
普段の暮らしの中にある見落としがちな自然の美、桜紅葉を見て楽しむ。
この会は、入会すれば即その方は支部長である。
何なら会長職を譲っても良い。
会費や会則は無い。
入会を心で決めれば、それで会員である。
そんな緩い会、それが桜紅葉の会である。