自転車をゆっくりと走らせる。
桜は、どうなっているだろうか？
ひょっとしたら、そろそろ咲いているかもしれない。
当地は、桜の木が「これでもか！」というほど大量に
植わっている地域と、一本も無い地域の差が激しい。
「あそこ一帯にたくさんあるから、植えるのは止そう」
ということなのかもしれない。
さて、どうかな。
ここからだと、氏神様の桜が一番近いようだ。
路地から通りに出る。
氏神様が見えてきた。
桜は？
咲いている！
だが、その数は少ない。
一本の木2～3個だけである。
咲いていない木も何本もある。
半分の木が花をつけ半分はつぼみのままだ。
咲いたのは今日になってからだろう。
ひょっとしたら、ほんの少し前に咲き始めたばかりな
のかもしれない。
おぉ、これが桜の咲き始めか！
私は初めて見た。
これまで桜と言えば、咲き揃った時点でしか見たこと
が無かったのだ。
その後、他の場所の桜も見たが、咲いている木は2～
3割だった。
当地は、まだこれからのようだ。
桜の開花で、当地にもようやく春がやってきたようだ。
