(あぁ、このコースなら氏神様に寄っていけるな)
私は用事が済んで最後に氏神様に行くことが多い。
午前中は高温で直射日光が強い日だったが、午後にな
ると雲が出てきて日差しも弱くなった。
気温も降下傾向にあった。
氏神様の裏手の道から正面に出る。
鳥居をくぐる。
おぉ、この声は!?
セミだ。
当地のセミはすでに鳴き納だったのではないのか。
ツクツクボウシだ。
鳴き声からすると、2匹いるようだ。
氏神様の境内の桜の木に留まっているようだ。
氏神様の境内が自宅なのか、それとも他所から飛んで
きたのか?
この日も他の場所ではセミの声は聞いていない。
その鳴き声は勢いがある。
当地のセミの鳴き納は、もう少し先のようだ。