自転車で用事先に向かう。
途中、氏神様の前を通る。
あれ?
拝殿の扉が開いている。
今日は何の日だ?
七五三にはまだ早いな。
特に看板は出ていない。
私はそのまま通り過ぎる。
また用事が全部終わってから寄るとしよう。
そして、用事が終わって再び氏神様まで来た。
さて、一体何なのだろう。
開くことはない。
鳥居の柱に祀られている榊と紙垂も新しくなっているな。
境内には誰もいない。
社務所にもいないようだ。
10月だと神嘗祭か?
まぁ、良いか。
私は氏神様の拝殿の扉が開いていたら参拝すると決めて
いる。
参道を歩き、拝殿の前に立つ。
を祈念したのだった。
当地は被害が出ず、氏神様は願いを叶えてくれたという
ことになる。
私はお礼を申し上げる。
また、次もよろしくお願いします。
私は災害除けに氏神様にお願いすることが多いのだ。
自然現象はやはりまずは地元の神様にお願いしておくのが
筋だと思っている。
「もし災害が起きたら氏子は参拝どころではありませんからね!」
そう脅迫じみたお願いをすることもある(笑)
まぁ、それでも参拝しないよりはマシだろうと考えている。
そして私は自転車に乗って家に帰った。