食料品の買い出しにスーパーに自転車で出かける。
途中、隣の町内のC神社の前を通る。
神社の向かって左側端の玉垣の側に赤いものが見える。
何だ?
彼岸花だ。
彼岸花が神社にある。
彼岸花って「縁起が良くない」と言う意見があり、敷地内には
植えない、栽培しない花ではなかったのか?
私はこの考えは迷信だと思って基本的には気にしていない。
だが、この場合神社の境内、それも割と目立と場所に咲いてい
る。
「縁起が悪いから切る」という声があれば、すぐに撤去される
ことだろう。
そうなっていないところを見ると「縁起が悪い」というのはや
はり迷信なのだろうか?
このC神社の彼岸花は数はそう多くない。
全部で5~6本といったところであろう。
それでも特有の赤色と特徴的なフォルムにより、目立っている。
私がこれまで気が付かなかっただけで、毎年こうして咲いてい
たのかもしれない。
彼岸花としては(そんな余計な声は気にしていない)というと
ころであろう。
ここの彼岸花はひときわ目立っている。
周囲に花の類が一切無い中での彼岸花である。
赤い花と緑色の茎が派手な彩りとなっている。
季節を知らせる役目を大いに果たしている。
私は彼岸花の横を通ってスーパーに向かった。