途中氏神様の前を通った。
拝殿の扉が開いている。
何か行事があるのか?
帰りに寄ってみよう。
買い物を済ませて、再び氏神様へ行く。
鳥居の斜め前に自転車を止める。
扉は開いているな。
ここの氏神様の扉が開いていることは珍しい。
月初めの朔日には開いているが、それ以外で開いて
いることは殆ど無い。
境内では二人の男性が作業をしている。
拝殿に何かを運び込んでいるようだ。
もう新年の準備なのか?
その可能性はあるかもしれない。
社務所を見ると、こちらも開いている。
ガラス戸から中が見える。
御札やお守りが並んでいる。
近寄ってみてみたい気もするが、見れば何か拝受しな
ければならなくなりそうだ。
横目で眺めるだけにしておこう。
男性二人は作業を続けている。
こういう時に何か声をかけてコミュニケーションを取れ
ば良いのだろうが、それも少し気が進まないないなぁ。
参拝には来るが特に信者というわけでもではないから
だ。
「フジヤさんは氏神様の熱心な信者だ」と勘違いされて
もちょっと困る。
私は参拝を済ませて、そのまま自転車に乗って家に帰
った。