不二家憩希のブログ

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ソユーズ打ち上げに聖水。

  ソユーズに「お清め」=司祭が安全を祈る 
 ソユーズ打ち上げの前日の12月16日の午後、カザフスタ
ンのバイコヌールの宇宙基地にあるロケッット発射台で、ロ
シア正教によるお清めの儀式が行われた。
 午後4時過ぎに、発射台の前に製造や打ち上げに携わる
関係者約20人がが整列する。
 司祭による10分ほどの祈祷の後、聖水が振りまかれた。
 この儀式は恒例でロケット打ち上げの際には必ず行われ
ているそうだ。
 なるほど、こういう儀式をやるのか。
 日本だと神職がお祓いをするという感じになるのか。
 だが、実際には日本ではお祓いはしていない。
 個人的に、あるいは内々では行っているかもしれないが、
こうして公に儀式をするようなことはない。
 ロシアでは、こうして公式に聖職者を招いて儀式を行う。
 参列者の表情を見るといずれも真剣である。
 米国での打ち上げの際に宗教関係者が公の場で儀式を
行うという話は聞いたことはない。
 これはロシアのお国柄・国民性であろう。
 ロシア人は、日本人が思っている以上に宗教心がある。
 ソ連邦社会主義政権下でも、国民は密かに信仰生活
をおくっていたらしい。
 政治的には宗教は弾圧されてはいたが、信仰の伝統は
断絶しておらず、力強く続いていたそうだ。
 聖水の振りまきは霧吹き程度でもっと少ないかと思って
いたら、そうではない。
 冬で気温も低かろうに、しっかりまかれている。
 日本でも打ち上げの際にはお祓いとかやれば、と思う。
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   これは今年4月の打ち上げの際のニュース映像である。