食料品の買い出しに出かける。
途中、氏神様の前を通る。
拝殿の扉が開いている。
さて、今日は何の日だ?
それでは、用事が全部終わったら寄ることにしよう。
そして、用事を終え、私は氏神様に戻ってきた。
鳥居の右の柱の下に自転車を停める。
境内には、数人が掃除をしている。
町内連合会の役員のようだ。
「あぁ、本当に暑い!」
「こんな(作業は)、町内(会)でやりゃぁいいのに」
いろいろと文句が出ている。
暑いのは時期柄仕方ない。
掃除を各町内会にやってもらう、というのは、要は自分たちはやりたくないか
らであろう。
役員は信仰心があって掃除をしているわけではない。
そういう立場なのでやっているだけであろう。
信仰心が無いと神社の掃除は面倒なだけであろう。
その気持はわかる。
私も氏神様に時々お参りしているのだが、神道への信仰心は特に無い。
氏神様だから参拝しているだけである。
見ると社務所も開いている。
何か行事があるのか?
熱心な人だったら「今日何かあるんですか?」と尋ねるだろうが、私はそうでは
ないので何もしない。
少し気にはなるが、そこまでである。
暑い日の午前中に、境内の掃除を有難うございます。