定刻の7時になった。
町内会長は場内を見渡す。
数人が未着のようだ。
会長は出欠をとる。
3人がまだ来ていない。
来ていないのは、いずれも班長である。
班長は回り順で就任しており、いろいろな人がいる。
(休んでも良いだろう)と思ってこない人もいるのだろう
が、そういう人には後日会長自ら戸別訪問し事情聴取
がある。
それをやられると、次回からは出席するようになる。
今回もこの開式の時点で未着だった人も5分遅れ、10
分遅れで来場した。
結局欠席者なしだった。
開式あいさつの後、早速議題に入る。
山車の修理費用が決定したので、役員会の承認を経
るというものである。
配布されたプリントを見ながら説明を聞く。
らの助成金が○○円等々と続く。
結構な額だなぁ。
私はもっと地味で良いと考えているので、この額には
少なからず不満がある。
だが、私のような意見の者は現状では少数派で否決
されるであろう。
それでもこの計算書を見れば、(派手すぎるよなぁ)と
思う人が増えるのではなかろうか。
~続く~