私は、自転車に乗って出かけていた。
他の用事を済ませ、私は家路に向かっていた。
その途中、私は飲食店が連なる敷地の前のスペー
スに入った。
道中で記したメモの整理をしようと思ったのだ。
私は、自転車にまたがったままメモを確認していた。
そこへ、近くに停めてあった車が急に動き出した。
私の斜め前方である。
あんな方向からクルマが来るとは、思いも寄らない。
バックで私の方に走り出す。
私は避ける間もない。
バンパーが迫ってくる。
私は、自転車ごとクルマに倒された。
クルマは、私を倒すと同時に止まった。
私は自転車とともにアスファルトの上に横たわる。
クルマから男性が降りてきて駆け寄ってくる。
「大丈夫ですか!」
声が震えている。
私は、倒れたままだった。
~続く~