不二家憩希のブログ

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「ユーフォニアム協奏曲~2008年夏」

 日曜日の朝は、NHK-FM吹奏楽のひびき」を聞
いている。
 真剣に聞くという姿勢ではなく、他のことをしなが
らの「ながら聴取」である。
 私は吹奏楽について大して興味がなく、したがっ
て知識も乏しい。
 それだけに「ほぉ、こんな曲があるのか!」という
発見もある。
 吹奏楽という音楽ジャンルは、意外なほど独自性
が強い。
 クラシックと重なる部分もあるが、その大半は独自
の進化と発展をしてきた。
 吹奏楽はメジャーといえばメージャーな音楽ジャン
ルである。
 中学校、高校、大学と殆どの学校に吹奏楽部があ
る。
 つまり、日本中隅々まで普及している音楽ジャンル
といえる。
 演奏者は、日本中に存在しているのだ。
 こんな音楽は他にはない。
 だが、吹奏楽でよく知られている曲がどれほどある
か?といえば実に少ない。
 誰でも知っているか曲は、ごく限られている。
 ほんの数曲だろう。
 吹奏楽の曲を10曲以上知っている人は、かなりの吹
奏楽ファンといえるだろう。
 この点では、吹奏楽はマイナーな音楽ジャンルといえる。
 したがって、吹奏楽を気に留めて接していないと、まる
で知らない作曲や曲を聞くことが多々ある。
 それらの中には「おぉ、これは素晴らしい」というような
曲も、沢山ある。
 今朝も、そんな曲を知った。
 ディビッド・ギリングハム作曲の「ユーフォニアム協奏曲
~2008年夏」である。
 ユーフォニアムがのどかに爽やかに旋律をたどっていく。
 これはよい曲だなぁ。
 この番組「吹奏楽のひびき」は何回かに一回はこんな名
曲を知ることになる。
 私にとって「吹奏楽のひびき」は意外と重宝な番組である。