私は日曜朝のNHK-FMの”吹奏楽のひびき”をよく聴いている。
特に吹奏楽に興味があるというわけではない。
だが、吹奏楽の曲がまとめて聞ける貴重な番組ということで愛聴してい
る。
吹奏楽というある種特殊なジャンルの音楽は他の番組で取り上げられる
ことが極めて少ない。
クラシック音楽とわずかに重なる部分もあるが、多くは独自の音楽世界
を形成しているからであろう。
この日の朝は”吹奏楽と合唱の共演”というテーマだった。
どれも濃い味わいの曲ばかりである。
特に番組最後にかかった曲は強烈だった。
派手にぶちかましてやるという気合十分である。
緩急をつけながら押しまくるという曲である。
こんな音楽もちょっと珍しいと思う。
「復活祭交響曲」から 第3楽章「復活のシンフォニア」」でデーヴィッド・
ホルジンガー作曲の曲で、指揮デニス・フィッシャー、合唱ノース・テキ
サス大学グランド・コーラス、吹奏楽)ノース・テキサス大学シンフォニ
ック・バンドである。
放送と同じ音源がYou Tubeにあったので載せておく。
一発で目が覚める豪快な一曲である。
The Easter Symphony: III. Symphonia Ressurectus