今週は前回に引き続いてエイノユハニ・ラウタ
ヴァーラの特集である。
この怪獣のような或いは呪文のような名前の
フィンランドの作曲家は、存命の作曲家としては
デュティユと並ぶ偉大な作曲家だと私は位置づ
けている。
偉大と言っても、そこは現代音楽の作曲家で
ある。
ラジオなど取り上げられることは滅多にない。
この”現代の音楽”のような番組でないと、聴
くことはできない。
先週は、この番組自体がお休みだったので2
週間ぶりということになる。
紹介された曲は3曲で、最初は「“黄昏の天
奏曲~」だった。
この曲はコントラバスを中心とした協
奏曲だ。
私としては、コントラバスがメインでは
ちょっと無理があるかな、と感じられた。
2曲目は「Anadyomene“アフ
ロディーテ礼賛”」と言う 曲だった。
これも、私としてはイマイチかな、と思
った。
私はラウタヴァーラは好きな作曲家では
あるが、全曲大絶賛するということはしな
い。
もう一つだな、と思ったらもう一つなの
だ。
3曲目は弦楽四重奏曲第2番から第一楽章
だった。
これは、良いなぁ。
私のツボ直撃である。
しかし、時間の関係で第一楽章しか放送
されなかった。
う~ん、残念。
ネットで映像を探してみたが、見つから
なかった。
あった。
大体、こんな感じの曲だった。
なかなか良いので現代音楽にアレルギー
がない方は是非お聴き下さい。
現代音楽といっても、普通にメロディが
ある音楽です。