不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ヨウムの予言。

 サッカー・ワールドカップに合わせて、いろいろな
ところで便乗・活用企画が増えている。
 動物予言もそのひとつである。
 前回のワールドカップでは、ドイツの予言タコ・パ
ウル君が世界的に脚光を浴びた。
 タコが試合の勝ち負けを予言し、それが見事的中
し続けたのだ。
 この模様は世界中に配信された。
 パウル君は世界の有名動物となった。
 その後の消息も報道され、その訃報もニュースと
なった。
 おそらく世界中の動物関係者たちが、パウル君の
活躍を注視していたのだろう。
 「あれくらいなら、うちの動物にもできそうだ」
 そう思った関係者は多かったのだろう。
 何しろ次のワールドカップまで期間は4年もある。
 4年あれば、何とか様になる、格好がつくところま
で仕込めるだろう。
 早速、訓練に取りかかったと思われる。
 そして、今大会に合わせて世界中で、動物予言
が公開された。
 中国の予言パンダは大いに話題になった。
 パンダの存在自体が希少な上、予言パフォーマ
ンスまでするとなれば、ニュースとしての価値は十
分である。
 日本でもインコ類のヨウムテッポウウオらが予
言を行った。
 ヨウムはとても頭が良い。
 犬や猫に匹敵もしくはそれ以上の知能があると
言われている。
 サルよりも上である。
リビアちゃんが公開予言をした。
 オリビアちゃんは普段は、御神籤を引く業務を担
当している。
 神前に歩み寄りくじをひくのである。
 人間の5歳児並の知性はあると言われるヨウム
には、お手の物である。
 今回はサッカー予言である。
 全長1.2メートルの人工芝のピッチの上に日本、
コートジボワール、引き分けの3本の旗が立てられ
た。
 ヨウムのオリビアちゃんが、ヨチヨチ歩いていき、
3本のいずれかの旗を指し示すという段取りである。
 オリビアちゃんは、日本の旗をくちばしでくわえた。
 予言は日本勝利だった。
 この予言に会場は大いに盛り上がった。
 しかし残念ながら、予言は外れてしまった。
 まぁ、仕方ない。
 どうぶつ王国では、第2戦のギリシャ戦を17日、
第3戦のコロンビア戦を23日に同様に占うそうだ。
 次回の予言も楽しみである。
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