不二家憩希のブログ

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アラブ首長国連邦でヨックモックが大人気。

 中東のアラブ首長国連邦では、ヨックモックが大
人気だそうだ。
 ヨックモックは、日本生まれの洋菓子店のブランド
である。
 主に百貨店で売られており、進物菓子として強い
地位を築いている。
 アラブ首長国連邦でヨックモックのお得意様は、
石油富豪とそのファミリーである。
 中東ではイスラムの規範により、飲酒が禁じられ
ている。
 少しは飲んでも良いのだろう?と思われるかもしれ
ないが、そうではない。
 厳しいといった次元ではなく、絶対に駄目なのであ
る。
 となると、アルコール以外のものに目を向けることに
なる。
 そこで甘いもの、お菓子となる。
 私は以前、エジプト産のお菓子を食べたことがある。
 妙な甘さだった。
 大味な甘さで他の味覚を封じ込めるような味だった。
 これが中東の平均的な味覚なのだろうか。
 「日本では売れない味だなぁ」と感じた。
 そんな中東の富豪たちにはヨックモックのお菓子は、
熱狂的に受け入れられているそうだ。
 何かわかるなぁ。
 彼の地のお菓子とは、一味違うのだろう。
 ヨックモックの代表的商品であるシガールは、薄く伸
ばしたものを筒状に丸めて焼いている。
 そんな面倒な製法を、食感の良さを作るために行う。
 こうした手間のかかった製法は、日本人ならではと思
う。
 日本の食品が遠く中東でも支持されていると知ると、
嬉しい気分である。
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