不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

路面電車で歌いだした男。

 先月の話だが、忘れないうちに記事にしておく。
 2月6日、プロ・アメリカン・フットボールの優勝決
催された。
 スーパーボウルは米国で最も盛大なスポーツイ
ベントのひとつである。
 試合会場となったニューオリンズの街の路面電
車に一人の男が乗車した。
 その男は乗り込むと歌を歌い始めた。
 曲はビートルズの”ア・ハード・デイズ・ナイト”である。
 乗客の皆は(ストリート・ミュージシャンが歌ってい
るんだな)と思った。
 ニューオリンズは世界屈指の音楽の街である。
 ジャズ発祥の地であり、ブルースやケイジャン・ミュ
ージック、ザディゴなども盛んである。
 電車の中でも歌いだす人がいても不思議ではない。
 その男は、ある乗客に直接歌いかけた。
 すると、その乗客は自分の目を疑った。
 歌っているその人は、元ビートルズのポール・マッカ
ートニーではないか!
 一人が気がつくと連鎖的に皆がポールだとわかり始
めた。
 電車内は大騒ぎとなった。 
 ポールは車内にいる皆と一緒に歌い始めた。
 ビートルズのヒット・メドレーである。
 そして、皆で写真に納まったそうだ。
 
 ポールが普段から地下鉄などの公共交通を利用して
街を歩いている、いう話は知っていた。
 日曜大工センターへ買い物にも自分で行く。
 目撃者も沢山いる。
 見つかって「ポールでしょう?」と尋ねられると「そうだ
よ!」と普通に応対するそうである。
 だが、それは地元ロンドンでの話である。
 まさか、アメリカのニューオリンズに来ても同様のことを
しているとは驚きである。
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 現時点で見つかった写真はこの1枚だけである。
 このようなサングラスをかけていたら、わからな
いかもしれない。