不二家憩希のブログ

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「サウンド・ミュージアム~財津和夫~」を聴いた。

 昨晩はNHK-FMで放送された「サウンド・ミュージア
ム~財津和夫~」を聴いていた。
 この番組は毎月最終週の日曜日の夜7時20分に
放送されている。
 一人のミュージシャンにスポットを当て、そのミュー
ジシャンの今までの活動を振り返るというものである。
 ミュージシャン本人のワンマンDJスタイルか、もしく
は別に評論家などが進行役となりミュージシャンにイ
ンタビューして番組が進んでいくという形をとっている。
 この日は財津和夫氏のワンマンDJだった。(以下敬称略)
 財津氏のラジオのトークは定評があるが、何故かこ
の日の放送では声が聞き取りにくかった。
 全体として、もごもご言っているようにしか聞こえず、
何を言ったのか、わからない部分もかなりあった。
 財津和夫NHKなのでもう一つ本調子が出ないので
あろうか。
 紹介されたエピソードは私は以前にもラジオで聴い
たりしてしていたお馴染みのものだった。
 それらのなかでも、やはりデビュー前とデビュー直後
からヒット曲が出るまでの話は何度聴いても引き込ま
れるものがあった。
 財津和夫のバンド・チューリップは、コンテストを通過
してプロになったのでもなく、あるいはスカウトされてデ
ビューしたのではない。
 自分達でデモ・テープを製作し、それを持って財津が
福岡から上京した。
 と言っても、特にコネがあるわけでもない。
 財津は、挨拶をしたことがあるという程度のつながり
しか無いレコード会社のプロデューサーに、いきなりそ
のテープを持ち込んだ。
 そのデモテープは、既に完成されたクオリティもので
プロデューサーは、デビューを即決した。
 その後デビューから3枚目にようやく出たヒット曲「心
の旅」に至るまでのエピソードは、他人事なので無責
任に聴けるのかもしれないが、やはり面白かった。
 番組はその後、財津が影響を受けた音楽やその後
のソロ活動を紹介していった。
 私としては財津和夫の声が聞き取り難かったことが
残念だった。