不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

梅宮辰夫氏の食生活に驚く。

 昨日テレビで「天使が見てる芸能人(秘)密着24
時!」という番組を途中から観た。
 俳優の梅宮辰夫とタレントのスザンヌの二人の
1週間の食事をチェックして、5年後と10年後
にどのような病気にかかる可能性があるか、とい
う企画であった。
 私は、こういう番組を時々観ている。
 この手の番組は、食事内容だけで健康状態を判
断するという、かなり大雑把なものなのだが、第
三者的な気楽さで観ることが出来るし、自分の食
生活にも参考になることがあれば取り入れようと
思って観ている。

 スザンヌの方は、今時の若い女性にありがちな
ダイエットを軸とした食生活だった。
 番組ではセンセーショナルな取り上げ方をして
いたが、まさかあのようなある種ストイックな食
生活を5年も10年も続けていくとは思えない。
 私には参考になる部分は殆ど無かった。

 私が意外に思ったのは、梅宮辰夫の食事内容だ
った。
 梅宮辰夫は、食通として知られ自身も腕を振る
う料理自慢であり、自ら何種類もの外食店を経営
し、その名を冠したプライベートブランドの食品
も販売されている。
 私は、さぞや理想的な食生活を送っているのだ
ろう、と思っていたのだが、それは単なる思い込
みに過ぎなかった。
 ある日の朝食が紹介されたのだが、そのメニュ
ーは、白米の米飯と漬物一品だけだった。
 梅宮氏はその米飯に塩をふりかけて食べていた。
漬物には殆ど手をつけず、その食事のメインのお
かずは塩であった。
 おかずが塩、と書くとおかしな感じに思われる
かもしれないが、梅宮氏は塩をおかずに米飯を食
べるのであった。
 梅宮氏は、その日の朝食以外にも食事の際には
必ず米飯に必ず塩をかけて食べていた。おかずが
普通に用意されているのに、塩を米飯に振り掛け
るのである。
 どう見ても塩分の摂り過ぎである。
 
 番組では、やはり出演の医師達から塩分の過剰
摂取の弊害について注意されていた。
 梅宮氏はそう指摘されても、「若い頃からずっ
とこういう食生活だったから今更変えられない」
と言うのであった。
 また「この食生活を変えたら人生の楽しみが無
くなってしまう」とまで言っていた。
 食通の筈の梅宮氏の食事の楽しみが、米飯に塩
を振りかけて食べることであるとは、何とも信じ
られないようなことである。
 塩分の摂り過ぎが体によろしくは無いことなど
十分承知しているであろうに、それでも塩を摂り
続けると言うその姿勢こそが食通と言うものなの
であろうか。
 その他にも、梅宮氏は昼食にコンビニのおにぎ
りを食べていたり、週に2日以上もファミリーレ
ストランのデニーズで夕食を摂っていたり、と思
いも寄らないことが沢山紹介されていた。

 私は、食の贅を極めた人は、日頃は手作りのシ
ンプルな食生活を送っているのだろう、という思
い込みがある。
 梅宮氏もそうした人なのであろう、と思ってい
たのであるが、まるで違っていた。

 直接交際がある人でも、よく理解出来ていない
ことが多いのに、会ったことも無い人のことまで
は分からなくても無理は無いのかもしれない。

 それにしても、塩かけご飯が大好物とは、梅宮
辰夫の味覚とはどういうものなのであろうか。