不二家憩希のブログ

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「今日は一日フュージョン三昧」を聞いた。

 昨日はNHK-FMで「今日は一日フュージョン
昧」の放送があった。
 先週の「プログレ三昧」に続き私好みの特集
である。
 司会はルーシー・ケント氏、解説に音楽評論
家の熊谷美広氏で番組は進行し、途中コーナ
ーゲストとしてドリームス・カム・トゥルーの中村
正人氏とギタリストの渡辺香津美氏が出演して
いた。(以下敬称略)
 番組はフュージョンの代表的なミュージシャンの
代表曲を紹介していくというものであった。
 全般に良い番組だったとは思うが、気になった
こと何点かあった。
 一つ目として、ルーシー・ケントのハイテンショ
ンである。
 ケントは1曲毎に感情のこもった感想を述べる
のだが、これは聞いていて疲れてしまった。
 もっと淡々としていても良かったと思う。
 2つ目はケント氏が曲目と演奏者を紹介する時
に、それらを英語で発音してしまっていたことであ
る。
 発音が正しいため、聞いていてよくわからない曲
が何曲もあった。
 これは英語のリスニング能力が足りないこちら側
に要因があるのだろうが、そこは日本人が聞いて
いる放送である。
 正しい発音が常に歓迎されるとは限らないと思う。
”英語風に聞こえる日本語の発音による曲紹介”を
して欲しかった。
 リスナーはカタカナ英語の発音で十分満足できる
し、その方がかえって有難いのだ。
 しかしその他の点では良い番組だったと思う。
 熊谷美広の解説も的確だったと思う。
 何より変に選曲が凝っていなかったことが良かっ
たと思う。
 王道をど真ん中の選曲は聞いていて楽しむこと
が出来た。
 またいつか「フュージョン三昧」の放送があればな
ぁ、と私は思っている。