昨日はNHK-FMで正午15分から午後10時までの「TOKYO
JAZZ 2016」を聞いた。
番組大半がジャズ・ライブの生放送で占めており、なか
なか楽しめた。
今年は妙なフュージョン・バンドやファンク・バンドの出演
はなく、ジャズ本流の演奏がほとんどだった。
こうした構成は、私には好ましいものと感じられた。
攻撃的なフュージョンやファンクを「新しいジャズ」と勘違
いして、よくこうしたライブのステージに上がることがあるが、
そうしたプログラムにうんざりしていたのだ。
この日のライブのトリは渡辺貞夫氏だった。(以下敬称略)
ナベサダは現在83歳である。
高齢といえど、そこには個人差がある。
人によってまるで違う。
よぼよぼの人もいれば50代並みの体力の人もいる。
さて、どうなるのか?
演奏が始まる。
おぉ。
素晴らしい。
いつも通りの勢いのある演奏だ。
この日のライブでは、ビバップに絞った曲目構成だった。
ナベサダ、恐るべし。
あなたは世界のトッププレイヤーです。