不二家憩希のブログ

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満腹になったことがないさんま。

 お笑いタレント明石家さんま氏が10月24日放送の「踊
るさんま御殿」で自らの食生活について語った。(以下
敬称略)
 「(俺は)お腹いっぱいになったことがない、(お腹いっ
ぱいに)しないから」
 「『あぁ~、お腹いっぱい動かれへん』っていう経験がない、
人生で」
 これは、番組冒頭で「さんまさん、普段は何を食べてい
るんですか?」という問いに答えたものである。
 この答えを聞いて他の出演者は「へぇ~」という声を漏
らしたものの、特に驚いたようでもなかった。
 しかし、これは極めて驚きの声明である。
 明石家さんまという人は、これまでの人生で満腹になっ
たことがない、というのだ。
 これは嘘でも誇張でもなさそうだ。
 後輩たちと一緒に食事に行っても、さんま自身は殆ど食
事をしないらしい。
 食べても、ごく少量らしい。
 普段から行動をともにしている芸能人たちも同様の証言
をしている。
 これは単に食が細いというようなことではない。
 さんまは食べれば食べられる人なのだ。
 ただ余計に食べない、大いに食べることはしないのだ。
 富豪と呼べるほどの資産があり、何でも食べたい放題の
身でありながら、その食生活においては自分に課した規律
を厳正に守っているようだ。
 これは、さんまの人生の美学なのだ。
 さんまは以前「いつも満腹、腹いっぱい食べているような
奴は、見渡してみるとたいてい頭が悪い」とも語っている。
 さんまの驚異的な頭の回転と記憶力は、こうした食生活
にあるものと推測される。
 出演者たちは「だからいつまでも太らないんですね」と感
心するだけだった。
 外見だけにしか目が行かないのだ。
 さんまの非凡さに気がつかないとは残念である。
 やはり、さんまは普通の人ではない。
 天才であり、超人である。