不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

明石家さんまと弱い者への配慮。

 明石家さんま氏と大竹しのぶ氏には、その価値観にお
いて共通点がある。(以下敬称略)
 戦争と弱者切り捨てに対する批判である。
 この記事より抜粋する。
 さんまは自身のラジオ番組MBSヤングタウン土曜日」
2013年9月14日放送分こう語っている。
 この頃東京オリンピック決定に沸く世相の中のことである。
 共演の女性歌手から「凄い盛り上がりそうですね」と水を
向けられるとさんまはこう話しだした。
 「いや、だから、福島のことを考えるとね」
 「こないだも『福島から250キロ離れてますから大丈夫で
す』とかいうオリンピック招致コメントは、どうかと思って、や
っぱり。俺までちょっとショックだったでしたけど、あの言葉は
ね」
 「『チーム日本です!』とか言うて『福島から250キロ離れ
てます』とか言うのは、どうも納得しないコメントやよね、あれ
は」
 「福島の漁師の人にインタビューしてはったんですけど、『7
年後のことは考えてられへん』と。『俺ら明日のことを考える
のに精一杯や』って言わはったコメントが凄い重かったです
よね。だから、あんまり浮かれて喜ぶのもどうかと思います
けどもね」
 この「福島から250キロ」発言はオリンピック招致委員会の
竹田恒和氏のものである。
 実に呆れる。
 さんまには常に弱い者への配慮がある。
 ただ面白だけで今日の人気があるわけではないのである。