兄参観日の話題になった。
明石家さんまさんのご両親は仕事で忙しく、参観日には
いつもお祖母さんが来られたそうだ。
さんまさんは、お祖母さんが来ることに少し引け目を感
じていたそうだ。
他は皆お母さんで、自分だけお祖母さんである。
どうしても比較してしまう。
さんまさんは少し小さくなっていたようだ。
小学生にはありがちな感情である。
今のさんまさんからは想像しづらいが、そこは小学生で
ある。
堂々としているというようなことは無理だったという趣旨
の思い出を語った。
「おまえとこのお母さんキレイやな、とかいっている中で」
とさんまは話し始めた。
「うちのおばあちゃん、ねずみ年に生まれたので”杉本ちゅう”
と言うんですけど」
えぇ~?!
スタジオにに笑いと驚きが混じった声がさざめく。
それを受けてマツコ・デラックスが言った。
「その孫が今、さんまだよ」
「こんなよく出来た話、無いよ」
場内再度爆笑である。
さんまさんも大笑いである。
ねずみ年に生まれたから”ちゅう”という名前を付けられ
てしまう。
笑って良いのか、どうなのか?
う~ん、やっぱり笑えるな。
面白い。
ユーモアなのか洒落なのか?
昔の人のセンスは思いもよらないものがあるなぁ。
これって、人命軽視ならぬ人名軽視だなあ。