ロンドン・オリンピックでは、ここまで日本選手団に
は2人の金メダリストが生まれている。
ある。
この二人には少し意外な共通点がある。
松本選手も内村選手も偏食家なのである。
松本選手はアイスクリームやポテトチップスやから
揚げが大好きで、朝はから揚げ、昼は炭酸ジュース
とポテトチップス、夜は揚げ物とお菓子、という食生活
を送っていたそうだ。
え~、なんだそれ、という食生活である。
一人暮らしのグータラ大学生の一日の食生活のよ
うである。
から揚げや揚げ物、ポテトチップスはいずれも油も
のなので消費カロリーだけは確保できそうであるが、
これでは栄養が偏ってしまうだろう。
見かねたお父さんは、食事を冷凍パックして送って
いた。
ちなみにお父さんは調理師さんである。
親は食事のエキスパートでも、その娘は偏食家に
なるとは人間とは複雑である。
内村選手の偏食も筋金入りである。
野菜は見るのも嫌だ、と公言しチョコレート菓子やジ
ャンクフードやカップラーメンが中心の食生活である。
昨年4月にコナミに入社し夕食だけでは栄養士が作
った食事をとっているが、朝食と昼食は好きなものし
か食べていない。
タバコも吸っている。
ロンドン入りしてからは、選手村のマクドナルドの食
事で済ませている。
不健康の典型のような食生活である。
それであの見事な筋肉ボディを維持している。
そして何より金メダルも獲っている。
栄養が足りているのか?
内容はともかくカロリーだけ取れば、あとはそのカロ
リーをエネルギーを効率よく変える機能を持っている
のか?
不思議としか言いようがない。
殆ど”超能力の世界”ではないか。
人間とは未知なる生き物である。