ロンドン・オリンピックで日本の卓球女子・団体が決
勝進出を決めた。
これは、ソウル大会で卓球がオリンピックの正式種
目に採用されて以来、初のことなのだそうだ。
ソウル大会といえば、1988年である。
オリンピックにおける卓球って、そんなに新しいもの
だったのか。
第2次大戦前から行われていると思っていた。
スポーツとしては世界中でお馴染みでも、オリンピ
ックに導入されるまでには時間がかかったようだ。
私は日本の卓球は強いと思っていた。
世界卓球選手権では、これまでに48個の金メダル
を獲得している。
卓球の指導者として海外で活動している日本人も
何人もいたと思う。
それなので私はオリンピックでもそれなりの結果を
残していたしていたと思っていた。
だが、これまでに日本はオリンピックでは満足のい
く成果を上げていない。
オリンピックでは金メダルどころか、一つもメダルは
とっていない。
う~ん、気がつかなかった。
やはり私は”言うだけ番長”である。
卓球日本女子チームは、決勝進出が決まり抱き合
って泣いて喜んでいた。
決勝にいける、メダル確定、というだけで大泣きであ
る。
コーチももらい泣きしたそうだ。
これには少々驚いてしまった。
そうか、そんなに難しいことだったのか。
世界選手権では悪くない成績をとっていても、オリン
ピックとは別なのだろう。
オリンピックでのメダルとは、それほどにも価値があ
るもののようだ。
相手は卓球強国・中国である。
ひょっとしたら、と思うと楽しみになってくる。