不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

マイケル氏に平気でコメントする「テレビガイコクジン」。

 DJのピーター・バラカンが番組で「マイ
ケル・ジャクソンの死に付いてのコメントを
何故かいろんなところから求められた」と言
っていた。
 その口調には、ちょっと自慢げにも聞こえ
るニュアンスがあった。
 あぁ、バラカンって、つくづくお目出度い
奴である。

 実際、バラカンのコメントはNHKの他い
くつものメディアで報じられた。
 だが、それにはわけがあるのだ。
 生前のマイケル氏を能力通りに絶賛してい
た評論家やDJは、ごく一部にしかいなかっ
た。
 番組や誌面でも、それほど取り上げられて
もいなかった。
 それどころか、マイケル氏は、メディア関
係者からはからかいの的だった。
 整形がどうのとか、虐待がどうのとかいっ
たことで面白がられていた。
 だが彼ら音楽評論家やDJにも良心がある。
 かつて自分の番組などでマイケル氏につい
てよく言わなかった手前、亡くなったからと
言って追悼のコメントなど出せないと思った
のだ。
 それで、彼らはコメントの依頼を辞退した。
 日本人には恥の感覚があるからだ。
 誰もコメントを出してくれなかった。
 それでペラペラ喋ってくれるバラカンに取
材が集中することになったのだ。
 だが、バラカンもマイケル氏については一
貫して無視するかバカにしていた。
 番組で取り上げることも一切なかった。
 それなのに、バラカンは追悼コメントを発
表している。
 なんと厚顔な奴なのだろうか。
 やはりバラカンには恥と言う感覚が無いの
だろうか。
 来日してから40年近くなるというのに、
恥の感覚までは高級過ぎて身についてはいな
いようだ。
 バラカンはギャラさえもらえば、なんでも
するような人種なのであろう。
 
 そういえば、今回テレビなどに出てマイケ
ルについて、いろいろと知ったかぶりで話し
ていたのは、バラカンの他にもいる。
 デイブ・スペクターやクリス・ペプラー
どれもガイジンである。
 スペクターも、かつてはマイケル氏のゴシ
ップ情報を面白おかしく伝えていたし、ペプ
ラーも自分の番組でマイケル氏のことをかな
りバカにした発言をしていたそうだ。
 それなのに、彼らはテレビで追悼コメント
が出せるのだ。
 テレビガイコクジン(テレビによく出る外
国人タレントのこと)は鈍い奴が多いようで
ある。

 鈍いのは個人の資質なので仕方ないのかも
しれないが、そうした方はテレビ出演などは
控えて頂きたい。
 また、放送関係者は出演者の人選を慎重に
行って頂きたいと思う。