不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

風呂に入って石鹸の使用を控える。主治医が見つかる診療所を観て

 テレビで「主治医が見つかる診療所」を見た。
 この日の特集は、冬のかゆみ対策についてであっ
た。
 このかゆみというのは、肌が乾燥することによっ
て起こるのだそうだ。
 私は、特に冬にかゆいというわけではないが、冬
が来ると肌はきっちり乾燥してくる。
 何とかしなければ、と思いつつもそれほどひどく
もないので対策は何も取っていなかった。
 番組中で私の興味を惹いたのは、風呂に入って体
を洗う時には、石鹸を使いすぎないようにする、と
いうことである。
 体の汚れは、基本的に水だけで落ちるものばかり
で、石鹸類を使用することにより皮膚の大事な皮脂
膜や角質が剥げ落ちてしまい、そのため皮膚の乾燥
が進みかゆみを引き起こしてしまう。
 したがって石鹸類を使うのは、主に頭部だけとい
うことになる。頭部には皮脂が多く、やはり石鹸が
必要なのだそうだ。
 番組に出演の皮膚科医は、首から下には石鹸は必
要無い、石鹸はせいぜい使って週に一回で十分とま
で、言い切っていた。しかも、使う量は少なめで良
いそうだ。
 私は、これと同じような話は以前にも聞いたこと
がある。現代の日本人は石鹸類を使い過ぎなのだそ
うだ。洗い過ぎて健康に必要なものまで落としてし
まっているそうなのだ。
 そう言われれば、私にも大いに思い当たる点はあ
る。石鹸でごしごし、というのは習性に近いものが
ある。

 私は、その後風呂に入ったのだが、この時から、
早速石鹸の使用量を減らしてみた。
 長年の習慣を切り替えるのである。
 私は、どういうわけかこういった習慣の切り替え
は得意である。あっさりと、何事も無かったかのよ
うに生活スタイルを変えることが出来る。
 と言えば聞こえが良いが、いわゆる暮らしに対す
るこだわりと言うものがあまり無いのである。
 便利なように変えれば良い、と考えているのであ
る。何事もしがみ付いて良い方向に進むことは無い
のだ。

 さて、この入浴方法は私の生活に定着するだろう
か。
 しばらく実験的な入浴が続くことになりそうであ
る。
 それはそれで、楽しそうである。