不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

まだまだ咲いている朝顔

 当地の今朝の最低気温は7℃だった。
 だが、わが家の朝顔は、まだ咲いている。
 花の大きさも一回り小さくなり、数も3つだけなの
だが、咲いているのだ。
 朝顔と言えば夏の花、というイメージがあるが、我
が家の朝顔はそういったイメージを完全に破壊してし
まっている。
 イメージとは何であれ、最終的には壊される運命に
あるのだ。

 殆どの葉も茎も枯れてしまっているのに、一部だけ
は緑の葉のままなのだ。
 植物と言うものは、一斉に枯れるのが普通だと思っ
ていたら、そうでもないようだ。
 それにしても、9割以上は枯れているのに、残り1割
は生きているのである。
 しかも、ここ数日は気温は12月上旬並みである。
 暦的には今はまだ秋だが、事実上の冬なのだ。
 冬に咲く朝顔である。気温の低さなどにはお構いなし
のようだ。
 この朝顔の管理者は私なのだが、相変わらず水も肥料
もやっていない。それにも、お構い無しである。
 気温も水も肥料も必要としていないようである。
 一体、この朝顔は何を糧にして生き続けているのだろ
うか?
 不思議である。

 植物は、根を引っこ抜けばそれで終わり、という乱暴
な見方も出来るのだが、根の確保と言う点だけクリアさ
れれば、他の生き物よりも強いのではないのだろうか?
 
 酸素が無ければ生きていけない我々哺乳類と違い、彼
ら植物は二酸化炭素で生きられるのである。
 彼らは、私達とは違う世界で生きているのかもしれな
い。