不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

暴力団員が大阪府を訴える

 こんな記事が載っていた。 

 名古屋の組員、大阪府提訴 府警捜索「虫けらのよ
うに扱う」
2007年11月19日 06時00分

 名古屋市暴力団事務所にいた組員3人が大阪府警
の家宅捜索を受けた際、捜索を妨害していないのにけ
られて骨折したほか精神的屈辱を受けたとして、大阪
府を相手に300万円の損害賠償を求める訴訟を名古
屋地裁に起こしていることが分かった。原告側は「組
員とはいえ、虫けらのように扱うのは許せない。警察
による組織的犯罪だ」と主張、大阪府は全面的に争う
姿勢を示している。司法関係者は「こんな訴訟は聞い
たことがない」と驚いている。

 訴状によると、府警は今年3月、山口組系の元組員
大阪府和泉市で起こした銃による殺人未遂事件の裏
付け捜査のため、名古屋市東区山口組系浜健組事務
所を捜索した。

 警官らは留守番をしていた3人に「開けんか、てめ
えら、なめとんか」と怒鳴りながらドアを開けさせた
上、胸ぐらをつかんで外へ引きずりだした。組員らが
路上に引き倒されてうずくまったところ、「大げさに
するな」と、胸や脚などもけった。組員らはそれぞれ
肋骨(ろっこつ)骨折など1-2週間のけがを負った
という。

 さらに組員の1人が応接間に連れ戻されると、既に
部屋にいた警官に尻をけられ、正座をさせられたとし
ている。

 中日新聞の取材に対し、府警は、事件や訴訟につい
て一切明らかにしていない。


 暴力団員がこんな訴訟を起こすとは、笑ってしまう。
「組員とはいえ、虫けらのように扱うのは許せない。
警察による組織的犯罪だ」だそうだ。
 暴力団員とは、自ら虫けら同等の扱いを受けること
を覚悟の上で極道の世界に入ったのではないのだろう
か。
 名古屋の山口組は、歴史が浅いせいもあるのだろう
が、このような訴訟を若い衆が起こすとは、どうも統
制が取れていないようである。
 極道者として恥ずかしくはないのだろうか?
 もとより無法の世界に生きる者が、法に訴えるとは
奇妙なことである。

 警察を訴えるくらいなら、さっさと足を洗って更正
すれば良いのである。
 
 こんな訴訟を暴力団員が起こすとは、世界的にも珍
しい。
 このニュースは、いずれ世界に報じられ山口組は、
世界に恥をさらすことになるだろう。

 それにしても笑えるニュースである。
 それとも山口組も、とうとうお笑いの世界に進出す
るようになったのだろうか?