世の終末の時、多くの人々は「今が終末の時だ」とはわからない、と昨日の記事に書いた。
彼らが鈍いから認識できないということは、その理由の一つである。
だが、私はもっと大きい理由があると考えていた。
「世の終末の時は、誰にも気が付かれずに進行する」ということである。
「わかっていた人もいるのでは?」という声があるかもしれない。
私は、新型コロナを事前に予告、予知していた人がいないか、調べていた。
誰もいなかった。
今日ではSNS等に、ほんの一言だけでも予告しておけば、予知の証拠となる。
ネットに繋がれたPCやスマホがあれば、簡単にできることだ。
予知を匂わせる言葉だけでも良い。
それすら無かった。
しかし、今日では、「私は事前に予知していた」と称する人がたくさん出てきている。
彼らは虚言を弄しているに過ぎない。
そういう人が多発するのも、終末の世の特徴である。
もっとも、私もその一人と数えられているかもしれないが(笑)
「世の終末の時は、誰にも気が付かれずに進行する」
これは大原則であろう。
何故そうなるのか?
この世を支配する見えざる手が、超常的な力を行使し、そのように人間の心に覆いをかけてしまうからだと私は考えている。
この覆いには、誰も逆らえない。
先端の科学者や自称「目覚めた人」も例外ではない。
誰も知らないでいる。
そうした中、少しずつことが進み、ある一点に至り、事態が明らかにされる。
それが、最初の新型コロナウイルス感染者発生のニュースである。
この時を境に覆いの力は、少し弱められたようである。
わかる人には、わかり、気がつく人は気づき始めたからだ。
~続く~