私の持病の一つに高慢がある。
傍から見てわかる高慢ではない。
微弱な高慢である。
そのため私の周囲の人からは、高慢だとは思われていないようだ。
私が「私は高慢だから・・・」とボヤくと「えぇ~?フジヤさんが高慢?全然違うでしょう」と返される。
他人にはそう見えるようだ。
確かに他者を馬鹿にするようなことはないし、見下すこともない。
対他者、対世界における高慢ではない。
他者を必要としない高慢なのだ。
これはなかなか根が深い。
私自身の中に広く深く根を張っている。
この高慢は自己の中で完結しているので、対人関係で露呈することが無い。
それだけに、たちが悪い。
ここ数日この高慢を粉砕破壊する動きが内心において起こっている。
内面における戦いである。
新旧どちらが勝つのか?
勝敗は決しているように見える。