「マーガリンにはトランス脂肪酸で出来ているから人体には害がある」
「マーガリンは食べるべきではない」
健康マニアの中にはこうした説を固く信じている方がいる。
私はこの説に疑念を持っていた。
そこでマーガリンを積極的に摂取してみることにした。
逆方向に動いたのだ。
へそ曲がりの本領発揮である。
実にスリルのある実験である。
健康を賭けたのだ。
これで健康を害せば確かにマーガリンは健康に良くないということになる。
さて、どうなったか?
マーガリン積極摂取の食生活をして既に4~5年経った。
何も変化はない。
健診の数値にも変化はない。
健康を害されたという実感もゼロである。
本当にマーガリンが悪いのなら、とっくに何らかの変調が起きているはずである。
だが、何も変わっていない。
健康法は玉石混交である。
玉はホンの少しで大半は砂利石かもしれない。