新型コロナワクチン反対派=陰謀論者と広く認識されている。
一方、反対派サイドでは「私達は陰謀論者ではない」と自認しており、陰謀論者呼ばわりに怒りを感じているようだ。
だが、実際には反対派には陰謀論的思考をベースとした人が、かなりの割合でいるようである。
彼らは「新型コロナ禍の動きの根底には、それを操る力・集団が存在している」と信じている。
「今、世界は彼らにコントロールされようとしている、だから抗わなければならない」と本気で考えている。
実にナンセンスな思考である。
だが、彼らは大真面目である。
そんな支配を企むような集団等が存在するわけがない。
集団に統制を齎すことが、どれほど困難なことであるのか理解できないようだ。
陰謀論者的思考を持っている人達の特徴は何だろうか?
彼らは大きな組織・集団で働いたことが無い、と推測される。
一定期間以上組織・集団に揉まれたことが無いようだ。
そのため組織・集団にいくつもの幻想を抱いたまま成長してしまっている。
幻想が彼らを覆い彼らの基盤となってしまっている。
そうした思考法が元になり陰謀論が形成されているようだ。
残念な人達である。