不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

日月の雑草抜き。その②

 日曜日夕方の雑草抜きは蚊の襲来により途中で中止となった。

 この続きをいつやろうか?

 私は翌月曜日の早朝に行うことにした。

 開始は5時35分だった。

 この時間帯は涼しい。

 昼間の暑さとは大違いである。

 日が照る前に終わらすことにしよう。

 私は作業を始めた。

 と言って特別なことは特に無い。

 いつも通りの雑草抜きである。

 毎年根っこまで抜いている雑草が、ほぼ同じ場所から今年も生えてきている。

 根だけ生きているのか?

 私が気づかぬうちに種を落としているのか?

 いずれにせよ、厄介な奴らである。

 雑草には情けは無用である。 

 「雑草を可愛がりましょう」などという教えは、世界中どこにもないであろう。

 聞いたことも読んだこともない。

 誰からも嫌われ疎まれる存在である。

 勝手に生えてきて、すぐに大きくなる。

 生命力は見事なものだが、讃えられる美点はそれくらいしか思い当たらない。

 ひょっとしたら雑草にも良いところがあるのかもしれないが、基本的に歓迎されざる存在である。

 嫌がられてもめげずに生えてくる。

 これを「逞しい」と見るか「図々しい」とみるか。

 私はそんな雑草たちを容赦なく抜いていく。

 そして、だいたい当初の目標はクリアできたようだ。

 幸いにも、蚊には三箇所ほどしか刺されていない。

 家に入って時計を見ると、7時10分であった。

 おぉ、1時間半以上をやっていたのか。

 これで、当分雑草抜きはやらなくても良さそうだ。

 否、油断は出来ないな。

 奴らは知らぬ間に忍び込み根を張る。

 気をつけて見なければいけないな。

 だが、それが私にはなかなか出来ないのである(笑)