昨日の夕方6時15分、私は雑草抜きを始めた。
原則的に土曜日、日曜日には雑草抜きはしない、と決めているのだが、禁を破ってやる気になったのである。
このやる気を逃してはならない。
ズボラ・グータラ星人の私にはまたとない機会である。
午後6時を過ぎると気温はだいぶ下がってきている。
直射日光もない。
暑さを言い訳に作業をやめるわけにはいかない。
だが、夏の嫌われ者が襲ってきた。
蚊である。
半ズボンの足を次々と刺していく。
あぁ、蚊に刺されるとは、私もまだまだ修行が足りないなぁ。
本当の聖者は蚊にも刺されないと言われている。
近現代にもそうした聖者は実在しているのだ。
それを思うと私は何時まで経っても初心者レベルである。
さて、蚊に刺されて私はどうするのか?
我慢である。
痒さに意識を奪われないようにして、雑草抜きに専念する。
これはこれで修行と言えよう。
そのまま雑草抜きをしていたが、何箇所も刺されて忍耐の限界に至った。
「痒くてやってられない!」
私のこの日の雑草抜きは、痒さによる終了ということとなった。
~続く~