コロナ禍には恩恵もある。
私にとっては、アルコールを飲まざるを得ない状況が激減したことがある。
事実上ゼロになっている。
私は基本的にアルコールは好きではない。
嫌いというわけでもない。
ただ、飲んで酔っ払う、酔っ払っている時間が勿体ないのだ。
それにアルコール摂取により肝臓に、本来は必要ではない余計な負担をかけたくもない。
各種会合等で飲まざるを得ない状況にある時、基本的には「殆ど飲めません」と申告し飲酒を回避しようとする。
実は私は、程々までなら飲める。
ただ、酔うのが嫌だ、無駄な行為だと考えているため飲みたくない。
それで嘘を言ってまで飲まないような工夫をしなければならない。
あぁ、なんとバカバカしい。
「飲みたくありません」とはっきりと言い切ってしまえれば良いのだが、それだと角が立つので気を使っているのだ。
これでも他者の心情への配慮があるのだ。
そんなアルコールを飲む機会が無くなって、私は内心嬉しいのである。