江戸時代の日本に既にイラストのマニュアル本があったという記事を読んだ。
ツイッターで紹介されているそれらの絵は、江戸時代に描かれたとは思えない。
現代の絵と何ら違いがない。
説明書きが江戸時代風なので辛うじて昔のものだと分かるが、絵だけ見れば最近描かれたと言われれば疑わないであろう。
これは私にとって大きな驚きである。
私は(江戸時代の人は江戸時代風の絵を描いていた)と思い込んでいたからである。
顔を描く際に下書きで描く十字線がこの時代にもう使われていたとは知らなかった。
十字線はそんな昔からあったとは、思ってもみなかった。
私は顔の十字線を描く技法は、日本の漫画家の先生の誰かが考え出したと子供の頃から思っていた(笑)
”漫画の描き方”といった本や雑誌の記事で十字線は必ず解説されていたからである。
あぁ、いろいろ知らないことがあるなぁ。
日々勉強である。