今日はオランダ式洗濯の日である。
快晴で庭に干した洗濯物の乾きも良さそうだ。
このところ大気の状態が不安定なのか一日中晴れと言う日がな
かった。
外に干せず部屋干しをすることが多かった。
部屋干しでももちろん乾くのだが、やはり外干しをしたい。
今日はそれが叶ったのだった。
時間が来て洗濯物を取り入れる。
太陽に当てることで、特別大きな作用があるとは思われないが、
何か爽やかな感じがする。
洗濯物を持って家に入る。
あれ?
痒いな。
あぁ、またか。
私が外で洗濯物を取り込んでいる時に、蚊が刺しいていたらし
い。
香にしてみれば「あぁ、いつものバカが出てきた!一丁血を吸
ってやろう」ということであろう。
だが、家の中に入っても新たに痒くなってる。
蚊が私の後をついてきたようだ。
私はほんの数秒から数分庭に出ただけでも蚊がくっついてくる。
よほど吸いやすいトロい奴だと思われているらしい。
そして、洗濯物を畳んでいると、唇の真下が痒くなってきた。
まさか、ここには刺さないだろう。
一度はそう思ったが、そこも蚊に刺されたのだった。
顔に刺されていても、その間気が付かないのだ。
我ながら鈍感と言うか反応が鈍いと言うか。
実に呆れる。
洗濯物片付け、痒さが残った。
これが
私の土曜日の午後である。