不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

洗濯、今年初の黒星。

 土曜日はオランダ式洗濯の日である。
 洗濯機は回転を終えた。
 さて、今日は外に干せるだろうか?
 天気予報では曇りとなっている。
 空を見上げる。
 空は黒に近い灰色の雲が、覆っている。
 「降りそう」と見れば降りそうに見えてくる。
 「大丈夫、これくらいで晩まで続く」と言う風にも見
える。
 どちらかなぁ?
 現時点では、降っていないのだから干そう。
 降ってきたら、取り込めば良い。
 私は洗濯物を干し始める。
 見ると両方のお隣さんは、外へは干していない。
 ここは、やはり外干しは危険なのか?
 ムムム、ここは我が道を行くことにしよう。
 11時半、私は外の様子見てみる。
 前の道にクルマが止まった。
 クルマから二人の女性が降り駆け出している。
 ご近所に用事がある方々のようだ。
 何だ?
 何故走る?
 良く見るとごく細かい雨が降っている。
 地面はうっすらと濡れている。
 降っていたのか。
 こんな小雨だと雨音はしない。
 見えもしない。
 私は慌てて洗濯物を取り込む。
 かなり湿っている。
 乾いた分が帳消しになっている。
 あぁ、外干しにすべきではなかったなぁ。
 外干しで降られる、これは私が天候に負けたとい
うことである。
 今年初の負けである。
 黒星である。
 昨年は一度も負けがつかなかった。
 おのれ、天候め。
 次回は、負けんぞ。
 覚悟しておれ。
 私は取り込んだ洗濯物を干し直しながら、雪辱を
誓った。