しかも、お祭り行事の最中に神社境内で頂けるとは、
思ってもみなかった。
私は基本的に酒を好む人間ではないが、人様から差し
出されれば100%受け取ることにしている。
これは嬉しいなぁ。
祭神から歓迎されているのか?
たまたま、偶然なのか?
こういう時は歓迎されていると捉えることしよう。
私は、一口口に含んだ。
おぉ、これは高い酒だな。
それもかなり上級ランクである。
私は、これまでの人生の成り行きで、高い酒の味はわ
かる。
当地やその周辺の地域ではこうしたお祭りで供せられ
る酒は、どこも高い酒ばかりである。
お供えとして普通ランクの酒は、お供えできないという
ことなのだろうか。
私は飲みながらのお祭り見物となった。
しかも、境内においてである。
面白いな。
宗教施設内でおおっぴらに飲酒が出来るとは。
これが日本のお祭りというものであろう。
~続く~