不二家憩希のブログ

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蘇民将来の神社に行った。その⑫

 お祭りの行列の人たちを眺める。
 女性がいる!
 小学生の女の子の巫女さんの他に、一人だけ女性が入
っているのだ。
 禰宜の装束である。
 あれは何色というのだろうか?
 柘榴色と言うのだろうか。
 洒落た色合いである。
 そこに銀色の紋が並んでいる。
 髪も装束に沿った結い方をしているようだ。
 立派な女性禰宜である。
 このお祭りにおいてどういった位置づけなのかわからない
が、お祭りの行列に女性が混じっている。
 へぇ~、これは驚きだ。
 私の氏神様のお祭りでは考えられないことである。
 事実上の女性排除なのである。
 女の子の役は男の子が化粧をして扮している。
 歌舞伎等と同じスタンスなのだ。
 この神社とはあまり距離が離れていないのに、この違いは
大きいのではないか。
 どちらがより近代的、現代的であるかと言えば、この神社
に軍配が上がるであろう。
 
 ~続く~