快晴である。
気温は平年並みで昨日までの湿気が抜けている。
風が少し強いが体感温度を下げるほどではない。
自転車は隣の町内連合会の区域に入っていく。
住宅街の路地を曲がると神社の前の通りになる。
通りを前進する。
幟が立っている。
神社境内に二本の幟が立っている。
青空を背景に風に翻っている。
今週末はここのお祭りか。
今日は金曜日なのに、もう幟を立てるのか。
早めの準備が熱意を感じさせるなぁ。
当町内連合会と隣接するこの神社のお祭りは、花火が
特徴である。
当地は江戸幕府直轄地であったため、花火が盛んであ
る。
神社境内にはお祭り時には花火用の装置が設置される。
お祭りの二日間だけのために作られるのだから、贅沢な
ことである。
週末は賑やかになるなぁ。
よそのお祭りに関しては気軽な気持ちでいられる。
私は幟の前を通り過ぎて行った。