不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

蘇民将来の神社に行った。その④

 沿道の家々などを眺めながら走る。
 住宅の間に空き地がある。
 そこに”F工務店”という杭打ち看板が立っている。
 工務店は、私の友人の奥さんの実家である。
 当市でも手広く仕事している工務店である。
 (へぇ~、繁盛しているんだなぁ)
 (あのお父さんは、見るからにやり手っていう感じだか
らな)
 私はなおも自転車を走らせる。
 一年ぶりに走る街並みは、新鮮に映る。
 歓迎されているのか、無視されているのか。
 まぁ、私はただ自転車で走っているだけである。
 遠くに神社の杜が見えてきた。
 あと少しだ。
 道を左折して神社の横の通りに入る。
 お祭りの法被姿の青年と制服を着た交通誘導員が、
道の真中に立っている。
 へぇ~、プロの交通誘導員を雇っているのか。
 これは驚きである。
 当町内では、まずありえないことである。
 いろいろ理由をつけて住民から人を出してやってもら
う。
 そうするのが当たり前で、要請があれば断れない空
気がある。
 私も経験がある。
 ここは予算があるんだなぁ。
 それとも当町内が予算不足なのか?
 
 ~続く~