連続の転入があった。
これは、当班としてはとても珍しいことである。
当市は部分的に過疎化している。
当市だけでなく近隣の市も同様である。
高度成長期のような世帯の増加傾向は減少に転じ、
空き家が珍しくなくなってきている。
ちなみに、当地は産業的、経済的には栄えている土
地である。
それでも、人は減ってきている。
こうした状況の中、転入者は町内会、班として喜ばし
いことである。
町内会費が増え、各戸の負担額が減る。
行事の役割分担の選択肢が増える。
直接的な利点のみ挙げて申し訳ないが、実際そうな
のだ。
特に班としては、お祭りなどに出てもらう人の候補が
増える。
「またうちがやるの?」といったことにならなくて済む。
頼む方も気を使うし、断る方も気を使う。
これはこれで気疲れするものである。
転入者さんたちがお祭り好きな人だと良いなぁ。
もしそうだったら、毎年お祭りの役をお願いするところ
である。
いずれにせよ、転入者は歓迎である。