不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

蘇民将来の神社に行った。その③

 自転車で家を出る。
 晴天で風も無い。
 常に大風が吹いている当地としては珍しい。
 道順は確認済みである。
 号砲の音を頼りに走っていった昨年とは大違いである。
 当町内連合会の区域を抜け隣の町内連合会に入る。
 町の雰囲気は、当地とあまり変わらない。
 そこを少し走ると隣の中学校区になる。
 かつての市外である。
 境となる道は無い。
 特に目印は無い。
 だが、その区域に入ると何か違うように感じる。
 町並みは同じように見える。
 目立った建物があるわけではない。
 しかし、違う。
 空気が違う気がする。
 今はお祭りだからなのか?
 否、そうではない。
 町として当地とは異なるものがあるように感じる。
 あぁ、この感覚である。
 これがあってこそ、来た甲斐があるというものである。

 ~続く~