土日のお祭り当日だけでなく、金月の前後日の準備か
ら片づけの日も晴れた。
曇ではない。
いずれも快晴だった。
雨が降らないだけでも珍しいのに、晴れである。
これは思いもよらぬことであった。
”降って当たり前”と地元の私達が諦めているお祭りが
晴れたのだ。
こういう時はかえって驚かないものである。
”これは本当のことなのか?”という気になる。
信じられないというのとも微妙に違う。
天候は環境の要であり、今現在体感していることであ
る。
それが起きていることを信じることは容易である。
では100%受け止められるのか?というとそうでもない。
冷静に唖然とするという感じなのである。
晴れたということは、良いことであることは間違いない。
だが、それを素直に認められない。
長年続くと、それが習慣となってしまう。
目の前の現実が嘘のように思えてくる。
ああ、まだ修行が足らないなぁ。